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10月30日、楽天が運営する無料ホームページサービス、infoseek iswebライトが、がサービスが終了し、多数の有用サイトが突然閉鎖された。 友人のサイトも1件閉鎖(移転)されて、検索サイトの検索結果がiswebライトで表示できないことも何件かあった。 無料サービスが終了するのは、企業が運営している以上、採算が取れないのであれば仕方ないことだ、しかし無料とはいえサービスを終了するなら手順と言うものがある。 楽天はこのサービス終了を以下のように行った。 (1)2ヶ月前にユーザーにWeb上で告知 (2)(多分)半月くらい前に、全iswebライトのホームページ上に閲覧できなくなると告知 (3)有料サービスへ移行したユーザーに限り、移転先を元のページに掲載 (4)サービス終了後は全データ取得不可 10年もサービスを行っていたのであれば、(1)については、3ヶ月以上前。(2)は2ヶ月以上前。(3)は終了後半年以上は無料で移転先を表示。 といったところはしてもらいたかった。
特に他人のホームページを見るのに半月毎以上間隔を空けて閲覧する人は多いだろう。閲覧したときに、閉鎖されましたというのだけ表示されていては困る限りだ。活動中のサイトならいずれ検索サイト等に引っかかるだろうし、有名なサイトなら、インターネットアーカイブ等に保存されているかもしれない。しかしマイナーだったり休止中のサイトはそうはいかない。日本の法律ではホームページを無許可で(閲覧時の一時的な目的以外で)保存することはグレーゾーンなので、どんどん自分で保存することは推奨されない。 図書館のホームページを保存しただけで警察にしょっ引かれた事件は、まだ記憶に新しいことだ。 朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0820/NGY201008200021.html もし保存した他人の著作物を無許可で誰もが閲覧できる状態にすると、確実に著作権法違反で、故意に行ったのであれば、訴追されれば有罪が確実ではあるが、それは言うまでもないことだろう。
今回楽天は、半月のみの警告で叡智の結集を削除した。これが有名企業のやることなのだろうか?日本の法律では他人が勝手に保全することはできないのだ。(補足:公的機関は他の公的機関のホームページを無許可で保存してもよいようである) 楽天は、買収した楽天銀行(旧・イーバンク)のサービスを通知なしに次々と低下させることもしており、企業としてサービス利用者の利益は考えていないようである。(イーバンク時代はインターネットオークションの取引銀行上位だったのだが。)
この企業は、本当に一流企業を目指しているのだろうか? もちろん、サービス終了にあたり、もっとひどいことをするところは山ほどあるのだが。
企業のサービスを利用するなら、企業がサービス終了にあたってどういうことをするのか確認しておくべきだろう。また、買収された時は特にしっかり確認しないと、利益を得るのは利益追求主義の人間だけとなるだろう。 |
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ここから買ってくれると助かるのですが。
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